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お客様の理想の「半歩先」を描く
チトセのユニフォーム

代表取締役社長阿部陽一

後悔しない自分であるために、
納得できる仕事を

「納得できる仕事がしたい」、ずっとそう思ってきました。それは、20代の頃の苦い経験があったからです。チトセに入社してすぐ、経験を積むために、私はある企業に修業に出ることになりました。チトセに戻ってきたときに、活かせる経験を存分に積んでこようと意気込んでいったものの、3年8か月という期間をかけて得たものは、自分の理想としていたものには到底届かず……。結局、不完全燃焼のままに帰ってくることになったのです。悔しくて悩んでいた私に、母は言いました。「その経験で学んだ“悔しさ”こそが、あなたの修業の成果でしょう?」その言葉を聞いて、私は、これまでの時間は無駄ではなかったと気づき、「この悔しさを忘れず、前に進んでいこう」と、そう決意しました。
今でも、よくこのときのことを振り返ります。私の初心は、この“悔しさ”の中にある。だからこそ、二度とあの悔しさを経験することのないよう、常に前を向き、納得できる仕事を追い求めています。

どれだけお客様の視点に立てるかが、
選ばれるユニフォームづくりの鍵

チトセのユニフォームづくりは、相手を思うことからスタートします。まず大切なのは、お客様がユニフォームをどう使用し、どのような機能を求め、何に困っているのか、それらをしっかりと理解することです。そして、お客様の思い描く理想の少しだけ先、「半歩先の提案をすること」が私たちの使命。そこにこめたオリジナリティーにお客様の喜びがあり、私たちのやりがいがあるのです。
お客様のニーズは様々です。そのニーズと移り行く時代によりそい、ワンランク上の製品をつくり続けるために、私は自らの手で素材の開発から、仕立て工場の選定まで行ってきました。人を思いやれる人間の集まりほど、強固なものはありません。個々の成長や企業成長への一番の近道はここにあるはず。そのことに社員全員が気づくことができるよう、私は常に、「どう思う?」と社員に問いかけ、お客様の思いを具現化する道のりを一緒に歩んでいます。

社員と高揚感や夢を共有しながら、
楽しんで仕事をしていたい

社長になって改めて気づいたことの一つに、「好きを伸ばすことの重要さ」がありました。
“好き”を仕事に活かせていれば、「やらされている感」を感じることなく、楽しく、自由に羽ばたけます。社員にも、ぜひそうあってほしい。そして、自分の発言に自信と責任を持ち、どんどん意見を交わせる人材に成長してほしいと思います。そのためにも、私のこれまでの経験は惜しみなく社員の皆さんに語っていくつもりです。そして、わくわくするような体験を、これからも多くの社員と共有していきたいと思っています。
体験はものづくりの基盤になり、センスの種になり、かならず次につながります。
ともに体験を重ね、思い合い、成長しあえる組織へ。そこから、私たちのユニフォームづくりへの挑戦は続いていきます。